遠投カゴ釣りで釣れな人は風?潮?何のせいですか?その原因をしっかり探してみよう!
遠投カゴ釣りで釣れないのには必ず、理由があります。
釣れない事をしていないか?一度チェックしてみましょう。
竿が重たいとか軽いとかはあまり関係がありません。
あるプロの方がおっしゃっていた言葉思い出します。
「私は物干し竿でだって釣れるよ!」と言われた方がいました。
「道具を越えたもので釣りはするのだ!」と言う意味かな?と当時の私は解釈いたしました。
竿が硬過ぎるとか、長すぎるとか、重すぎるとか・・・。
物のせいにする人がいますが、
確かに使いにくいですが、工夫をすれば釣れると思います。
今日は長潮だから釣れなかった・・・。
風が強かったから・・・。
良き聞く言葉ですよね。
直接関係があるのはやはり仕掛けや釣り方そのものではないでしょうか?
ではなぜ遠投カゴ釣りで釣れないのでしょうか?チェックしていきましょう
遠投カゴ釣りで釣れないチェックはズバリ6個だけで釣れるようになります。
チェック2:撒き餌は米ぬかを入れてみてください
チェック3:釣り座は大事!しっかり見極めて決めましょう
チェック4:水深を測定して水深を知りましょう
チェック5:ターゲットのいるであろう棚に仕掛けを合わせましょう
チェック6:釣具や仕掛けは大丈夫ですか?
目次
チェック1:刺し餌の刺し方大丈夫ですか?
遠投カゴ釣りでは鉄板の餌としてオキアミは外せません。
オキアミはよく釣れますが、とにかくエサ持ちが悪いです。
オキアミは針の刺し方で餌持ちが変わります。
刺し方は人によって違いがありますが、私は目と目の間に針を刺し
腹が外側になるようにして尾のところから抜きます。
刺し餌が落ちてしまったら、さすがにお腹のすいた魚でも空針には掛かりませんのでここが一番大事なところです。
「釣れない」と言っている方は、魚にどうしたら餌を食ってもらえるのかを考えてみてください。
大事な事は魚の目の前まで餌を届ける事です。
そのためには、絶対に落とさないで届けなければなりません。
オキアミの刺し方は腹を外側になるように刺すだけでも随分餌持ちが良くなります。
または、オキアミの塩漬けや熱湯で茹でて塩漬けにするとオキアミが硬くなり餌持ちが良くなると聞いたことがありますが、試してみるのもアリだと思います。
餌屋さんにもハード加工したオキアミはありますが、
自分でハード加工しても楽しいですし、安くできますよね。
その他にスルメイカを短冊に切って食紅の赤で染めたものも利用します。
通称「赤タン」はエサ持ち抜群でコスパも最高です。
※ オキアミのハード加工や赤タンの作り方は今回ご紹介できませんがネットで検索すれば
多くの方が詳しく解説されていますし、ユーチューブでも見ることができます。
是非検索されてご覧になって下さい。
以上、オキアミは目と目の間に針を刺し
腹が外側になるようにして尾のところから抜く刺し方や、
オキアミをハード加工して使えば、釣果もきっと変わると思います。
「赤タン」はアジにはスゴク反応が良く、食ってきます。
チェック2:撒き餌は米ぬかを入れてみてください
オキアミだけをカゴに入れて釣る人やオキアミとアミエビを適量ずつ混ぜて使う人
こののふたつに米ぬかを適量まぜて使う人、更に集魚剤も混ぜて使う人。
人によって様々ですが、米ぬかを入れるのは煙幕効果が出て
魚が集まってきて釣果にも影響するので
ひと手間かかりますが、お試しください。
私は半信半疑でやってみたのですが、煙幕の効果は無視できないです。
とにかくいろんな魚が集まりますがチヌ(黒鯛)は警戒心が強いと言われていますが好奇心も強いようです。
逆にグレ(メジナ)は煙幕が立つと散っていきました(私だけ(^^;)?)
私の場合は、オキアミと米ぬかをその日の気分で入れています。
比率にはこだわらなくてもいいですが、オキアミが多めがいいですね。
他に集魚剤は入れていません。それでも魚は寄ってきます。釣れます。
米ぬかはコイン精米機に行けばタダで頂けるので強くおすすめします。
次は釣り場でのチェックになります。
またまた、釣れる情報ができ来ます。
チェック3:釣り座は大事!しっかり見極めて決めましょう
先ず潮通しの良い堤防の先端付近の外側に釣り座を構えてください。
なぜ潮通しの良いところがいいのか?
回遊漁の習性としては底が深いところを道として回遊してくるそうなんです。
それは大型魚などに遭遇して危険を感じた時などに、
より深場に逃げられるようにと言う習性からだそうです。(実際に見たことがないので・・・ごめんなさい。)
でもこの情報って私が知っている限りちょっと・・・怪しい??
だって、ナブラが湧いた時などはベイトは下へは逃げず上へ上へに逃げてきて、しまいには水面をピシャピシャ跳ねながら逃げていますよね。
こちらの話の方が信ぴょう性がありそうですが・・・。
そして淀んだところではなく、潮通しの良い場所を選んで回遊しています。
ですから釣り座は潮通しの良い堤防の先端付近の外側にしてください。
たったこれだけの情報ですが、実践してみれば答えは出てきますよ。
しかし、釣り人は先端がお好きなようで、先端があいている時はまずありません。
チェック4:水深を測定して水深を知りましょう
自分はどの魚を釣りたいのか?によって狙う棚は変わります。
棚取りをしないで適当に仕掛けを海に投入してもターゲットに出会える確率は極めて少なくなります。
そのためには、ターゲットがいるであろう棚に仕掛けをセットして餌を届けてやる必要があります。
先ず水深を測定しなければなりません。
では、水深を正しく測って狙うターゲットが待つ棚を決めましょう。
やり方としては先ず水深を測定します。それで水深が分かったら棚を決めて行きます。
(1)遠投カゴ釣り仕掛けの状態から針の付いた仕掛けだけを外します。
天秤の横に伸びている方に仕掛けが付いています。その仕掛けを外します。
〔竿についているのは上からウキその下に天秤その下に遠投カゴ(オモリ付き)ということになります。〕
(2)魚を狙う場所を決めて、遠投します。
〔その時そのポイントにしっかりと外さずに投入します。〕
(3)カゴが着水します。
〔オモリが落ち切るまで待ちます。〕
(4)ウキが立つか?立たないか?を見ます。
〔A:ウキが立つ場合〕
カゴの重さでウキが引っ張られていて、ラインもたるんでいない状態です。
すなわち、カゴは底には着いていません。
〔B:ウキが立たない場合(ウキが水面で寝ている状態)〕
ウキが立たなければカゴの重さで引っ張られていないという事なので
カゴは海底に沈んだ状態で、ウキをを引っ張る事が出来ない状態になっています。
すなわちカゴは海底で寝ていて、ウキは海面で寝ている状態です^^
両方とも寝た状態です(^^;)
AかBかが判断できましたら、カゴを回収してウキ下の調整を行います。
(5〔A:ウキが立つ場合の調整〕:カゴは底には着いていない状態ですのでウキ止めゴム(ウキ止め糸)を竿側に移動してウキ下を長くします。
その長さは感でお願いします。
〔B:ウキが立たない場合の調整〕:カゴが海底に沈んだ状態ですので、ウキ止めゴム(ウキ止め糸)を竿側から遠ざけるように(カゴ側へ)
移動してウキ下を短くします。
(6)ウキ下の調整が出来ましたら、再び先ほど投入したところを狙って遠投します。
以上、(2)から(6)までを何回か繰り返して
〔A:ウキが立つ場合〕はウキが寝るところまでウキ止めゴム(ウキ止め糸)を竿側に移動して行って立つか寝るかのところが求めていた水深になります。
〔B:ウキが立たない場合〕はウキが立つところまでウキ止めゴム(ウキ止め糸)をカゴ側に移動して行ってウキ下を短くしていきます。
そして立つか寝るかのところが求めていた水深になります。
水深がわかれば、後はウキを移動して狙う棚に仕掛けを合わせるだけです。
ただし、カゴ釣りの場合の棚の合わせ方はウキから針までではありません。
ウキからカゴまでの長さになります。
ここはしっかり覚えておいてくださいネ。
フカセ釣りの棚の合わせ方とは違いますので注意が必要です。
ここまで来たらもう少しで遠投カゴ釣りは釣れないなんて言わせませんよ^^
次は、仕掛けのチェックです。
チェック5:ターゲットのいるであろう棚に仕掛けを合わせましょう
水深が決まりました。
後はあなたが釣りたい魚の生息域と言うか活動しているであろう水深に棚を合わせればOKです。
例えば水深が測ったら10mありました。
真鯛を釣りたいので底付近を棚にセットしたい。
そう思ったらカゴからウキまでの長さを8.5mにセットしました。
と、こんな感じで棚を合わせて様子を見て、少しずつ棚を変えてその日の棚を探してくださいネ。
チェック6:釣具や仕掛けは大丈夫ですか?
竿やリールが多少大きかろうが小さかろうが魚が餌に食いついてくるのには直接には関係ありま
せんので好みの仕掛けでOKですが、あまりにも大き過ぎる針は魚が敬遠してしまいます。
とは言っても重た過ぎたり使い辛かったりしても困りますので、皆さんが極,一般的に使われて
いるものを載せておきますが、参考にして頂けたら嬉しいです。
という事で
竿:磯竿が使いやすいと思います。
号数:3号~5号 小物から大物まで同じ号数と言う訳にはいきませんがこの数字を見て
自分で釣りたい魚に合わせて判断して頂くと良いのかな?
ちなみに私は5-540号を使っています。
リール:4000~6000番 私は6000番を釣っています。
道糸:ナイロン3~6号 私は大物狙いで6号を使用しています。
ハリス:フロロカーボンの2.5~3号ぐらいであれば無難です。
ウキ&カゴ:私は大物狙いなのでダイワのダイワ ウキ アローライナーEVA 15ゴウと
ダイワ(DAIWA) ジェットカゴ遠投SS 天秤用 M-15号をセットで購入しました。
ウキとカゴはメーカーが違う組み合わせだと同じ号数で揃えてもウキが沈んでしまう事があります。
確認の上ご購入されると良いと思います。
まとめ
これだけ見直して頂ければ、釣れないなんて言えません。
要は、ターゲットの目の前に刺し餌をどうやって運ぶかを考えるとすべてがつながります。
ターゲットの目の前まで刺し餌を運ぶ間に落としてしまえばターゲットは食べれません。
ターゲットと離れたところに運ばれても煙幕で「こっちにごちそう持ってきたよ~」とアピール
すれば気が付いて寄ってくるだろうし、
ターゲットがいる棚にピンポイントでお届けすれば「おいしそう!頂きまーす。」ってことに
なるのです。お魚さんの事を真剣に知れば「遠投カゴ釣りは釣れない」なんて事はあり得ません。
もう1度初めから読んで頂いて、実践してみてください。
釣れる事を信じて頑張りましょう。
ここまでお読み頂きありがとうございます。
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