黒鯛釣り

ヘチ釣りの竿として代用品に使えるのは何がある?使いやすいロッドと特徴を紹介!

目安時間 8分

ヘチ釣りに挑戦してみたいと思った時に悩ましいのが竿の用意ではないでしょうか?
本来、ヘチ釣りを行うためには専用のヘチ竿が必要になってくるのですが

ヘチ竿を持っていないという場合は新たに竿を買うのもお金がかかりますし悩んでしまうところですよね。

 

既に持っている別の竿で代用することができれば良いのですが、代用することは可能なのでしょうか?

そこで今回は、ヘチ釣りの竿の代用品として使用できる竿にはどのようなものがあるのかについてまとめていきたいと思います。



ヘチ釣りの竿の代用品はサビキ釣りの4.5mの竿がオススメ

私がオススメするのは、ズバリ!サビキ釣りの竿または磯竿の軽めのものです。
先ずはサビキ釣りの竿または磯竿の軽めの4.5m前後をオススメいたします。
その理由について詳しくご説明していきますね。

サビキ釣りの4.5mの竿は長さがヘチ釣りに適しているから

サビキ釣りの4.5mの竿はヘチ釣りを行う際にもちょうどよい長さの竿となっています。
例えば、堤防の高さがある程度高い場合,竿が短すぎると使いにくいんですよね。

堤防に高さがあるのに竿が短いと、狙う魚がいる部分にまでしっかりと餌や針などと言った仕掛け届かない場合があるので、短すぎる竿は高い堤防のところでヘチ釣りを行うのには向いていないんです。

 

また、短い竿の場合は「ため」がないので、根がかりしてしまったり、ラインが切れてしまって魚に逃げられてしまう可能性が高くなってしまうんですよね。

ドラグを緩めれば根に入られるし、ドラグを効かせればラインの「溜め」効果が弱いので、ラインにかかる力が大きく作用してラインが切られる確率が高まってしまいます。

 

このように、短い竿を使うことで、せっかくチヌがかかっても、釣りあげられなくなってしまう恐れがあるので、ある程度の長さのある竿の方がヘチ釣りには向いています。

 

一方で長すぎても使いにくいです。
特にテトラで釣りをする場合は、竿の長さが長すぎると仕掛けを足元のテトラの穴に落とし込みにくくなってしまうんです。

 

竿が長すぎて、テトラで釣りをするときには邪魔になってしまうので、もしも長い竿を使ってテトラで釣りをするときには少し下がってスペースを確保する必要があるのですが、テトラの周辺で十分なスペースを確保するのは難しいケースも多いので、最初から扱いやすい長さの竿を使用したほうが釣りやすくなります。

 

その点、サビキ釣りの4.5mの竿は長すぎるわけではないので、テトラなどで釣りをする場合にも使用しやすいです。

竿の重さもヘチ釣りで使用するのにちょうど良い重さだから

ヘチ釣りは探りながら堤防を移動して行く釣りであるため、竿は重すぎると移動するときに疲れやすいですし、そもそも移動すること自体も大変です。
その点ではサビキ釣り用の竿で4.5mの長さのものはそんなに気になる重さでは有りませんので、ヘチ釣りを行う際にも、ストレスなく使用することができます。

 

実際に、私もサビキ釣りの4.5mの長さの竿でヘチ釣りをしてみたことがあるのですが、この竿をもって堤防の上を歩いても、あまり疲れを感じずに問題なく使用することができたのでオススメです。

サビキ釣りの竿は先調子でアタリがわかりやすい!

ヘチ釣りをする際には、先調子になっていてアタリがわかりやすい竿の方がおすすめです。
ヘチ釣りをする場合は、アタリを感じたときに合わせてタイミングよく釣り上げることが重要なのですが、先調子の竿は穂先の部分が曲がりやすく、アタリがわかりやすいという特徴があります。

 

その点、サビキ釣りの竿は先調子になっていてアタリがわかりやすく、釣り上げるときのタイミングも図りやすいので、ヘチ釣りの竿の代用品としても使いやすいです。

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バスロッドやアジングロッドでもヘチ釣りの竿の代用可能

テトラでの釣りの場合(竿の代用可能)

基本的にはサビキ釣りの竿がオススメですが、
もっていない場合はバスロッドでも良いと思います。
理由は特にテトラでの釣りの場面では限られたスペースのなかでの竿操作になりますので、身軽に動ける短い竿は必須となるからです。

 

ですからテトラでの釣りの場合はバスロッドの代用は可能です。
ただし、ラインは道糸もハリスも今使っている号数よりワンクラスアップして臨めばライン切れの心配もなくバスロッドの代用は可能です。

風が強い日のバスロッドでの釣りはオススメできません

一方、風が強い日のバスロッドでの釣りはオススメできません。
1度バスロッドの6フィート 8インチ(203.20cm)を使ってみたことがありましたが
アタリすらなくて全く釣れませんでした。

なぜアタリすら取る事すらできなかったのかと言うと
理由はバスロッドには大きなガイドが付いているためにUガイドと違ってラインをホールドしてくれません。

 

したがって、ラインに糸ふけができ、アタリが取り辛いからです。風が強い日などは更に糸ふけが増幅します。
ですから、風が強い日のバスロッドでの釣りはオススメできません。

竿が短い事で高い堤防での釣りには使い辛い

竿の短いバスロッドでは高い堤防での釣りは不利になります。
高い堤防で釣るのをやめて低い所で釣りをすれば問題は解消します。
ですがどうしても高い堤防から釣りがしたい。

 

その時には堤防から仕掛けを落としても、まだ目的の棚まで届かない。
そんな時は、リールからラインを出して使います。
リール操作が加わって、ちょっとやり辛くなりますが、
チヌが掛かったら、絶対慌ててはいけません。

 

時間をたっぷりかけて、徐々に浮かせて空気をたくさん吸わせて弱らせてから
タモを入れてください。
このように絶対に慌てなければ
バスロッドの代用は可能です。

ヘチ釣りの竿の代用品まとめ

このように、ヘチ釣りの竿の代用品としては、サビキ釣りの4.5mの竿だと、長さや重さもちょうどよく、当たりがあったときにもわかりやすいのでオススメす。
サビキ釣りの竿をもっていないという場合には、バスロッドやアジングロッドも使用することはできるかなと思います。

 

ただし、堤防の高さがある場合には、やはりある程度の長さの竿を使用したほうが良いですね。
ヘチ釣りの竿の代用品を探している場合には、今回ご紹介したような竿を使用してみてください。

ここまで読んで頂きましてありがとうございました。

 


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