ルアー釣り

ワインド釣法は最強で最高の釣り方です! 初めての方のために詳細に解説!

目安時間 17分

ワインド釣法のやり方は最強で最高の釣法です。
元来は夜釣りがメインでのシーバスでしたが、これを
日中に的を絞って考案された釣法と聞いています。

 

ワインド釣法の凄いところはどんな活性の低い魚でも
この波動を受ければ魔法にかかったように釣り上げられてしまう・・・。
そんな夢のような世界へ誘います。



ワインド釣法の解説

ワインド釣法で必要になるのは
ジグヘッドとワームをワームだけです。
竿を上下にシャクる事でルアーを左に飛んだり右に飛んだりさせて強制的に捕食スイッチをONにさせる釣法です。
またその動きをダート言い、「突進」という意味だそうです。
小魚が大型回遊魚から激しく逃げ惑う動きをイメージして生まれたアクションだそうです。
お待たせいたしました。
それでは順番に分かり易く解説させて頂きますね。

ジグヘッドにワームをセットする

この釣りで一番重要と言っても過言ではないのは
「ジグヘッドにワームはまっすぐにセットする。」
この一言に尽きると思います。

 

とにかくジグヘッドにワームをセットする時はまっすぐにセットしておかないと
ワームの動きが死んでしまいます。

 

釣り場では、ワームをジグヘッドにセットしたら必ず海にキャストし
竿を前に倒して(穂先が水面を向いている)リールを巻いて寄せてきて見てください。

リールは早巻きで自分の方にまっすぐ帰ってくるように巻くだけでOKです。

 

例えば左にそれるような戻り方だったらワームを左に少し回してセットし直します。
右に行くようなら右の方に少し回す。

まっすぐに戻ってくるまでこれを繰り返します。

 

そしてこれでOKになったらキャストするのですが、その前に

とっても大事なルアーの垂らしの長さ設定をしっかり覚えておきましょう。

ルアーの垂らしの長さ設定

竿の先端のガイドをトップガイドと言います。
その下から1G、2Gと呼び、一番下のガイドを元ガイド、又はバットガイド(リールから一番近いところにある)と呼びます。
ちなみに呼び方は1G、2Gを1番ガイド2番ガイドよ読んでいきます。

 

バットガイドと次のガイドの間ぐらいにルアーが来るような垂らしの長さを取ります。

 

これよりも長くなるのはいいですが短くするのはやめてくださいネ。
垂らしが30㎝と短くてもルアーがそんなに重くない時は竿に支障はありませんが、

ルアーが重くなると竿の破損に繋がるので習慣として覚えておけば、ルアーが重いからとか

ルアーが軽いからとかでやり方を変えなくても良く、一連の流れの中でキャストができるように練習しておきましょう。

 

キャストする時の注意事項

キャストする時は必ず後ろを確認してください。
人がいたり障害物がないかを確認して安全を確認してからキャストしてくださいネ。

 

トリプルフックが飛んでいきますので、いざ事故でも起きれば大変です。

無事キャストできてルアーが着水を確認したら

着水と同時にリールを抑えて糸の放出を止めます。
糸ふけを取って次の動作の準備をします。

着底の確認

キャストして着水からボトムに着くまでルアーが落ちてボトムに着くまでを自分のスピードで数を数えてください。
そしてボトムに着いたタイム(自分のスピードで数えた数)を覚えておいてください。

 

それが30カウントなら、水面からボトムに着くまでが30秒という事にになります。

ここはアバウトになってしまいますが、何回かやっているうちにカウントもあなたのスピードでそんなにバラつかないで

数えれるようになります。

棚が30秒あると言う事になります。これを覚えて釣りをしていれば後で釣果に繋がります。

ワインドアクションの仕方

竿の上からか軽くかぶせて握ります。

そうすることで手首が自由に動かすことができます。

 

1回しゃくったらリールのハンドルを1回転させる。
しゃくる時は竿尻が腕の内側に当たりその反動で竿が持ち上がる

こうする事で、力を入れて振るのではなく、楽に振ることができる。

 

では実際にやって行きましょう。

 

《ステップ1》

先ずキャストします。そして糸ふけした分リールを巻きます。
糸ふけを取ったら、竿を上げてそこからが本番です。

竿が上にある時がスタートラインです。

 

《ステップ2》
スタートです。速い動作で下げて上げてリールを1回巻きます。
これを連続して行います。

アクションとしてははたったこれだけです。

 

ですが、一つだけ注意して頂きたいのが、下げてあげる時に素早い動作でやってください。

なぜか?と申しますと、下げた時にすぐに上げないとラインスラッグがなくなってしまうので

結局ラインを張った状態でしゃくっている事になってしまいます。

※(ラインスラッグとはラインがたるんだ状態または糸ふけの事)

 

このアクションが糸ふけを作っておいてしゃくるから機敏な動きが生まれるのですが、

ラインにテンションが掛かっている時にやったら動きが死んでしまいます。

ここだけは絶対に守って練習してみてください。

 

この一連の動作のサイクルを1秒くらいで処理するのが理想とされています。
それよりも遅くてもダメだし早くてもダメという事ですよ。

 

あくまでも理想ですから、それに近づけるのですが

はじめは、リールの巻くタイミングとサオを振るタイミングがうまく合わず

苦労しましたが、慣れてしまえば、誰でもできてしまいますよ。

 

また、リールもしゃくりながら一回転するのが理想ですが、初めのうちは
下げて上げてリールを1回巻くという一つ一つをこなしていけばOKです。

要は確実に正しいやり方でやる事の方が大事であって、
一連の動作は、数をこなせば、誰でも上手にできるようになります。

 

上からスタートするのは糸ふけを自分から積極的に作るためにスタートしています。
竿が上にある時はラインが張った状態ですがそこから素早く下ろすことによって、
強制的に糸ふけを作ります。

 

そして、糸ふけが出来た状態で素早くしゃくり上げると
あのキレのある右に左にダートする動きが生まれるのです。

ワインド釣法でサゴシを狙う!:1

サゴシは出世魚のサワラの1年魚になります。大きさは50cm前後までですが

サゴシの引きはさすが青物って感じですね。

 

サゴシは堤防やサーフそれに磯でも釣れますがどこでもいるわけでは有りません。

青物の実績があるところから釣り場を選ぶのが無難です。

ワインド釣法でサゴシを狙うタックル

ロッド

ロッドはワインド専用ロッドが理想ですが、シーバスロッドそれにエギングロッドなどを流用には全く問題ありません。

 

私は、メバリングロッド6フィート8インチと短めのロッドも使う時も有りますが、ワームがキャストできて、長時間シャクっても疲れを感じなくて、楽しくやれれる事が大事です。

リール

ワインド釣法の命ともいえるシャクリをする場合、あまり大きなリールを使うと時間が経つにつれて重さが気になってきます。
シャクってはリールを巻いて、シャクってはリールを巻いて、を延々と続けるのが、ワインド釣法釣り方です。

 

本来は操作性の良い3000番が理想ですが、すぐに腕が付かれて、神経も集中できなくなってしまいます。体力も必要ですが、まだこの釣りになれていない方は、力み過ぎて筋肉痛になってしまいます。

 

私の経験で申し訳ありませんが、私は2000番台のレブロスを使っていますが、これでも長い事,竿をシャクっていると疲れます。ここは体力との勝負だろうし、慣れてくれば、そんなに気にならないかも?しれません。中を取って2500番台でいかがでしょうか?

ライン

サゴシクラスで釣りのスリルを楽しむのならPEラインは0.6号もあれば良いと思います。
リーダーはいつもシーガーのフロロカーボン5号と決めています。
てがたく仕留めたいならばPEライン1.0号を用意すると良いですね。

ルアー

ワインド専用ジグヘッドにワームを用意すれば完了です。

シーバスをワインド釣法で狙う!:2

ワインド釣法は元来シーバスを夜間に釣るのではなく、日中の明るい時間に狙えないだろうか?と言う発想から考案された爆釣りの釣法であります。

ですから、シーバス釣りには得意とする分野でもあります。

シーバスをワインド釣法で狙うタックル

ロッド

ロッドは8フィートぐらいのワインド専用ロッドが理想ですが、
これもまたシーバスロッド、エギングロッドでも代用可能です。

リール

2500~3000番台のスピニングリールを装着しておけば、ルアーアクションでの疲れは
随分軽減されると思います。

ライン

PEの1号前後のラインを巻いておきましょう。
リーダーはいつもシーガーのフロロカーボン5号と決めています。

ルアー

最後に、専用ジグヘッドとワームを装着しましょう。

ワインド釣法でヒラメ、マゴチを狙う!:3

ヒラメやゴチは高級料亭でのイメージしかありませんが、
それがワインド釣法で釣れるなんて・・・。
では早速ご紹介していきましょう。

ヒラメやマゴチをワインド釣法で狙うタックル

ロッド

ヒラメやマゴチは少しでも遠投してより広く探って行って出会える可能性を高めるためにも
ロッドは、フルキャストができるロッドを選ぶ必要があります。
そのためには8フィート程度の専用ロッドかシーバスロッドを準備しておけばOK です。

リール

3000番台のスピニングリールにしておけば、ヒラメやマゴチを狙うのに余裕をもってダートさせる事が出来ますし
疲れないと思います。

ライン

PE1.5号をおススメします。
もう少し細いのでも大丈夫ですが、とんでもない大物も掛かってもおかしくないのがワインド釣法の楽しいところです。
ある程度ベテランの方でしたら、0.6号でも取り込めますが、スリルを味わう余裕のない方には1.5号のPEラインを推奨しています。

余裕をもって1.5号のPEラインまいておきましょう。
リーダーはフロロカーボンの5号でOKです。

ルアー

最後に、専用ジグヘッドとワームを装着して釣り開始です!。

カラー

ヒラメやマゴチは、赤系のカラーやピンク系のカラーには非常に相性が良く、必ず持参しておきましょう。
他に持参していると安心なカラーは、ベイトカラーが有れば良いかと思います。
ゴールド系やシルバー系を持っていればパーフェクト、いう事なし!

《ボトムワインドのルアーアクションのポイント!》

ここでは、少しワインド釣法からずれてしまうのですが、腕が疲れたりした時にシャクリを少し休憩してやってみて頂きたい事をお伝えしますね。

ヒラメやマゴチはボトムを狙うことになるので、根掛かりが怖いと言って、ルアーを底から離さないことです。
ルアーは常に底から浮かせないで、常に底を意識してリールを巻く時もスピードを抑えたり、シャクったりして着底を繰り返すことで砂煙もたてればアピール効果も抜群です。

根掛かりの覚悟がないとなかなかできませんが底が砂地の上をズル引きすればこれは立派な誘いになります。
意外と皆さんやりたがらないんですが、意外と釣れますよ。
そして、腕の疲れが治まったらまたワインド釣法で攻めの釣りを楽しむのもアリだと思います。

まとめ

ワインド釣法は最強で最高のやり方 !詳細に解説!いかがでしたか?
先ずは、ワインド釣法を身に着けて頂ければとにかく魚がいれば釣れる素晴らしい釣法です。
とりあえず、リールとか竿は代用できるものが、あると思いますので

最初から揃えてしまう前にお試しで、やってみてはいかがでしょうか?

 

竿に動作を付けながらリールを巻いていくのにはじめは戸惑うかもしれませんが

ゆっくり完成した動作で練習する事で、超スピードで巻けるようになります。

 

最初にむずいからごまかしちゃえ!で覚えてしまうと

後から直したい時に苦労します。

好きだったらどんなことでも克服できるはずです。

頑張りましょう!

 

ここまで読んで下さった方本当にありがとうございます。

 


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